一般的に、がん、糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞や一部の認知症などは生活習慣病とされています。
生活習慣病は、食事や運動、休養など生活習慣が発症または予防の要因になります。
なにがよい生活習慣かはおいておくとして、生活習慣を改善すれば、がん、糖尿病、高血圧、循環器疾患などの発症リスクを下げることができます。
いっぽう、サプリメントとは、ふつう「健康食品」と呼ばれるものになります。
サプリメントは食品です
ひらたくいうと、サプリメントは食品です。
きゃべつ、まぐろ、牛乳といったものとおなじ分類といえます。
野菜は健康にいい、魚の油は健康にいい、くだものは健康にいいなどといわれます。
だからといって、なにかの病気が治るとはいいませんし、
ようは、すべて、習慣の問題です。
今日、腹筋トレーニングしたからといって、腹筋が明日シックスパックになっているわけではないのとおなじです。
「今だけ」は習慣ではない
ビタミンは人間に必要だから摂取しましょう、野菜には抗酸化作用があるから食べましょう……。
結局、なにをいっているかといえば、「今だけ食べろ」というわけではないということでしょう。
習慣として、バランスよく、なるべく新鮮で自然なものを食べるのが人間らしい食事のいい習慣です。
といっています。
ライフスタイルにあわせて最適な生活習慣を
習慣的に摂取する機会がへる食品というのは、生活スタイルによってでてきます。
無農薬の土がついた野菜を生で食べる機会は少ないでしょうし、野生のとても渋いベリーを食べる機会も現代の一般的な生活ではほとんどないでしょう。
習慣が変化してきていることで、生活習慣病のリスクが高まったり低まったりしているということです。
人間のカラダは、今日1日十分に寝たから、明日から寝なくていい、不規則でいいというわけにはいかないようです。
サプリメントは生活習慣のたすけに
サプリメントは、生活習慣の改善を助けてくれる食品といえます。
もちろん、まったく意味のない成分もなかには売られているかもしれませんし、なかには表示している成分が書かれたとおりの量でないものもあるようです。
そういったことには注意が必要でしょう。
まずは、自身の生活習慣をふりかえってみて、どういうところが改善できそうか見直してみることが先決でしょう。
そのうえで、生活習慣の補助としてサプリメントを取り入れてみるのも1つの方法です。