大豆は畑の肉ともいわれ、重要なたんぱく質の供給源になっています。大豆は、その大きさや色などの違いに応じてたくさんの種類があります。
大豆にはタンパク質、炭水化物、脂質のほか、ビタミン、ミネラル、食物繊維がふくまれています。
そのほか、大豆には、微量成分として、サポニン、レシチン、大豆イソフラボンなどがふくまれています。
大豆の主要成分
たんぱく質 | 炭水化物 | 脂質 | 水分 | 灰分 | |
国産大豆 | 35% | 28% | 19% | 13% | 5% |
大豆にふくまれるファイトケミカルの「大豆イソフラボン」はエストロゲン様作用(エストロゲンと似た構造・作用)を示します。そのため、骨の健康の維持やホットフラッシュ(急に顔が熱くなったり、汗が止まらなくなったりすること)に有効だといわれています。
意外にも大豆は、食物繊維を豊富にふくんでいます。食物繊維が豊富な野菜として代表的なゴボウ100g中の食物繊維総量は5.7gです。
それにくらべて大豆は、100g中に約18gの食物繊維をふくんでいます。
成人では、約20g以の食物繊維の摂取が推奨されています。
食物繊維の豊富なゴボウでも300g以上摂取しないといけません。
大豆であれば、100gほど摂取すれば1日の食物繊維はたりるでしょう。
腸内環境を整えるのに最適な食品の1つです。